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センター試験 科目別 実戦対策
化学基礎

知識と知識のつながりを意識して抜け目なく!

化学基礎の傾向と基本対策

 センター化学基礎は名前の通り、化学という科目の基本的な分野からの出題が主になるので、基本知識をしっかりと頭に入れることが大事です。化学の勉強をするうえで重要なのは、それぞれの知識のつながりをしっかり意識することです。ある分野で学ぶことがほかの分野でも応用されているということが多々あるので、出題範囲をまんべんなく、抜け目のないように勉強しておくことが化学で目標点を取るカギとなります。

分野別の実戦的対策

物質の構成粒子

 ここでは、化学という科目の中でも基本中の基本の知識が豊富に出てきます。そのため、まずはこの分野をしっかりと身につけることがほかの分野を理解するうえでも大変重要です。物質がどのように分類されるのか、原子の構造はどのようになっているのか、各原子やイオンはどのような性質を持つのか、それぞれていねいに整理しながら頭に入れていきましょう。
 その際に重要なのが周期表を参照しながら勉強することです。原子について別々に知識を覚えるのではなく、1族の原子は1価の陽イオンになりやすい、といったように周期表の各族や各周期に共通する性質を意識しながら勉強すると理解しやすく、また覚えやすくなります。

化学結合

 この分野では、「物質の構成粒子」で学んだ原子がどのように結合して分子や結晶を形成するのか、ということに関して出題されます。大きく分けて「イオン結合」「共有結合」「金属結合」の3種類に分かれますが、それぞれ結合の原因やその性質がはっきりとしているので、これらは表に整理すると頭に入りやすくなります。どの物質がどの結合をしているのかという代表例も忘れずにしっかり覚えましょう。

物質量と化学反応式

 「物質の構成粒子」「化学結合」は主に知識が問われる分野ですが、この「物質量と化学反応式」の分野では主に計算問題が出題されます。そこでしっかりと得点するには、化学反応式を見て必要なら自分でその反応式を書ける力を養うことです。そしてその際に不可欠なのが「物質量」という考え方です。物質量の考え方は普段の生活では使わないため理解しづらく、つまずく人が多いですが、化学反応を理解し、計算問題を解くうえでは欠かせないものなので、早いうちから問題演習を通してしっかりと理解しておきましょう。
 また、単純な物質量の計算として出題される場合もありますが、後に出てくる「酸・塩基」「酸化還元反応」の分野との融合として出題される場合もたくさんあるので、化学基礎でしっかりと得点する上では絶対に欠かせない分野となっています。物質量の計算は絶対に間違えないという自信がつくまで様々な問題をこなしてゆきましょう。

酸・塩基、酸化還元反応

 「物質の構成粒子」や「物質量と化学反応式」の知識のもとに出題されるのがこの「酸・塩基」「酸化還元反応」の2分野です。化学基礎においては応用としての位置付けになりますが、これまでの基本的な知識をもとにきちんと理解をすれば確実に得点できる分野です。
 「酸・塩基」の分野で重要なのは、まず「酸」「塩基」とは何かということをしっかり理解することです。次に、酸と塩基が反応することで水と塩が生じる(中和反応)ということをしっかり理解したうえで、代表的な酸と塩基を覚え、それらの反応式を何も見ずに書けるようにしましょう。それができるようになれば、あとは「物質量と化学反応式」の分野と同様の計算問題などをこなすだけです。
 少し難しいのが、酸、塩基の種類によって、1分子が放出する水素イオンや水酸化物イオンの数が異なるという点ですが、水素イオン、水酸化物イオンひとつずつが反応して水分子ひとつが生じる、ということを意識することで理解しやすくなります。
 また、「酸化還元反応」の分野については、酸化還元反応の根本的な現象は「分子間の電子の移動」なので、常にそれを意識することが大切です。電子を相手に渡す物質である「還元剤」、電子を受け取る物質である「酸化剤」の代表的な例を覚え、それらの半反応式を書けるようにしましょう。物質によって受け取ったり放出したりする電子の数は異なるという点が一番頭を悩ませる点ですが、「反応において還元剤が放出する電子の数と酸化剤が放出する電子の数は同じである」ということを意識しながら自分の頭でしっかり考え、問題をこなしてゆくことで、その都度理解は深まり、自信を持って酸化還元反応の問題が解けるようになります。
 電池の原理もこの分野に入りますが、水溶液や導線を通して電子の受け渡し(酸化還元反応)が起こっているだけで、根本的なところは変わらないので落ち着いて問題をこなしていきましょう。実際に簡単な図を描いて電子の移動などを可視化することも理解を深めるにはおすすめです。

身のまわりの化学

 この分野では、これまでの分野の知識が実生活のどの部分に利用されているのかということが問われる分野です。
 それぞれの分野を勉強する際に「これは身のまわりのどういった部分に利用されているのだろう」という意識を持ち、具体例などにもしっかり目を通すことで、多くの時間を割くことなくしっかりと得点できる分野なので、面倒がらずひとつひとつ頭に入れてゆきましょう。「この物質はこういった性質を持つから、このような場面に利用されている」というつながりを意識することが大切です。

まとめ――問題攻略3つのポイント

  • たくさんの知識が出てくるが、その知識間のつながりを意識しながら頭に入れることが大事。そのことが、知識の覚えやすさ、問題の解きやすさに直結する。
  • まずは基本的な知識の理解・記憶を優先しよう。そうすることで応用性のある問題にも対応できるようになる。
  • 計算問題も多く出題されるので、実際に問題を解くことで理解を深め、さらに問題を解いて理解度を確かめる、というサイクルをこなすことが大事。

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