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武蔵野美術大学

Pick up! 注目の学科紹介 【クリエイティブイノベーション学科】

「『理系の大学特集』でなぜ美術大学を紹介するの?」。じつは武蔵野美術大学(ムサビ)造形構想学部クリエイティブイノベーション学科は、理系大学を志望するみなさんにもぜひお勧めしたい学科なのです。新しい学科の魅力を山崎和彦先生に語っていただきました

モノやサービスを使う人の視点をもって社会に貢献できる人になる


武蔵野美術大学 造形構想学部 クリエイティブイノベーション学科 教授
Kazuhiko Yamazaki
山崎 和彦 先生

Profile
1955年神奈川県生まれ。京都工芸繊維大学卒業、神戸芸術工科大学大学院博士(芸術工学)号取得。日本IBM(株)UXデザインセンター担当マネージャー(技術理事)、グッドデザイン賞選定委員、日本デザイン学会理事、千葉工業大学知能メディア工学科教授などを歴任。専門分野は、ビジョンデザイン、プロダクト・情報デザイン、デザイン思考。


モノを創っておしまいではなく「どう使ってもらうか」まで考える

 みなさんが将来なりたい職業は何でしょう? システムエンジニアやプログラマーを目指して理系大学の受験を考えている人も多いと思います。たとえば、みなさんが会社に入ってスマホのアプリを開発するプロジェクトに参加するとします。システムエンジニアやプログラマーがアプリをカタチにしていくのは想像できますよね。今まではそれで完成していました。しかし、これからの時代はそれだけでは足りないのです。「どうすればアプリを便利に使ってもらえるか」「どうやってユーザーに喜んでもらうか」といった視点がなければ、そのアプリを利用する人はいなくなってしまうでしょう。
 こうして、モノを創るだけでなく、モノを使う人の視点に立って考えることを「サービスデザイン」と言います。たしかに、プログラムの技術は理系大学でも学べます。でも、「サービスデザイン」までこなせるエンジニアになるには、今のところムサビで学ぶのがよい方法です。実際、入試で実技試験が課されないこともあって「理系大学を志望していたけど、ムサビを選んだ」という学生も多いのです。


頭で考えたモノをすぐにカタチにできる

 クリエイティブイノベーション学科の1~2年次は鷹の台キャンパスでじっくり造形の基礎を学び、3~4年次は市ヶ谷キャンパスで実践に取り組みます。市ヶ谷には企業の人が毎日のように訪ねてきます。なぜだと思いますか? 今、企業は「サービスデザイン」のできる人を求めているからです。社会の状況が目まぐるしく変化する今日、ユーザーの行動も激しく変わっていきます。これまでと同じやり方でビジネスをしていてはダメなのです。
 市ヶ谷キャンパスには、学生が机に座り、先生が教壇に立って授業をする教室はありません。学生同士が意見を交わすミーティングルームのほか、モノづくりをする“工房”があります。たとえば、「フードプリンター」と呼ばれる機械を導入する予定です。これを使えば新しい食品作りの試行ができます。「こんな食品があったらどうかな?」と思ったら、すぐにカタチにできるわけです。機械を操作してモノを創るにはテクノロジーの知識が必要です。そこでは、みなさんが身につけた理系の力が大いに役立つでしょう。でき上がったモノは、市ヶ谷キャンパスの1階に設けられた共創スペースに展示して、企業の人や一般の人に評価してもらう。その意見を元に改良を加えていく。これからの時代は、そうやってスピーディにモノを創っていかなければなりません。クリエイティブをビジネスへつなげていく力を磨けるのは、美術大学であるムサビならではの学びです。
 「サービスデザイン」が活かせるのは、スタートアップとかベンチャーといった新しい企業だけではありません。たとえば、老舗の企業が伝統的な製品に改良を加えるのも「サービスデザイン」です。地域を活性化させるため、地方自治体が新しい政策を考えるのも「サービスデザイン」と言えます。ですから、みなさんもぜひこの学科で学んで、将来どんな企業や組織に属することになっても、より良い社会づくりに貢献できる人になってほしいと思っています。


「クリエイティブイノベーション学科」って何を勉強するの?

これからの時代、社会で活躍するために必要な3つの領域の能力をきたえられます。


在学生の話

武蔵野美術大学 造形構想学部 クリエイティブイノベーション学科1年 O・Kさん

「自分にぴったりの学科だ!」と迷わず入学を決めました
 オープンキャンパスでこの学科を知り、「自分にぴったりの学科だ!」と迷わず入学を決めました。当時、テクノロジーやデザインの魅力に惹かれ、アプリやアート作品を作っていました。制作中は、ユーザー体験などの「仕組み」を考え出す瞬間がもっとも楽しい。そんな思いがあったので、テクノロジーの能力を伸ばしながらクリエイティブをビジネスにつなげる学びは、まさに自分が求めているものだと感じたのです。まだ入学して3か月ほどですが、どの講義も興味深く、毎日が刺激的です。将来はデザインエンジニアリングを研究していきたいので、さらにこの学びに没頭していきたいと思います。